今週のゴールドは週の前半は買い圧力が強い状態が続きましたが、値幅達成から売りが入り高値トライするも週末金曜日に強い売りにあいネック付近で引ける一週間でした。その動向を振り返り、今後の相場で注目すべきポイントをテクニカル分析でザックリ妄想していきます。
2月10日週の振り返り
- 市場の動向
10日週のゴールドは、2,859ドルから2883ドルへと動き、+0.77%の変動がありました。相関関係について以下が影響しました。
ゴ→ドル↓金利→- ドル指数(USDX):節目をトライするもブレイクできず下落。弱含み継続で買いサイン点灯せず。ドル売りの環境だが金価格は上昇できず。
- 米国10年債利回り:CPIの影響で一時利回りが上昇した局面もあったが結局全戻しでヨコヨコ状態。利回りが低下しないため金価格も上昇できない?
- 主要な経済指標:今週はCPI,PPI,パウエル議長の発言と、大きく動くことが想定されましたが、トレンドがでることなく大きくはレンジで引けました。
- テクニカル
<月曜日>
先週金曜日に1H足で実体抜け失敗から下落したことにより調整に入る想定をしていましたが、市場オープンから短期トレンドラインでサポートされて一気に上昇していきました。
高値更新したあとはV値161.8%で利確が入り高値圏でもみ合い。最近のゴールドは 上昇→高値圏もみ合い→上昇 の繰り返しで兎に角買いが強い環境です。こういう環境では安易にショートは危険です。長期の強い抵抗でスキャルピングでサクッと逆張る程度にする思考がとても大切だと思います。

<火曜日>
月曜日足がヒゲの短い太陽線で確定したのでロング継続の環境でスタート。案の定、朝から勢いよく上昇し短期の抵抗帯を難なく突破。途中、値幅達成で利確売りが入るもガンガン上昇し、先週想定していた2947の少し手前2943で強い売りが入った。このポイントはチャネル上限でもあります。


値幅を達成したことで売りが入り火曜日の段階では2881で一度反発しました。


ここでなぜ反発するか。複数根拠が重なっているからですね。
<水曜日>
長期の値幅が達成したことで若干トレンドが崩れてきており売りが優勢だったが、この日のCPIの結果を受けて一時的に下落したが買われるポイント2865で強い買いが入り上昇が再開した。
ここでも複数根拠が重なっています。
CPIの指標発表時でもテクニカル通りに動いていますね。

<木曜日>
環境認識的には迷い相場になっており売り買い拮抗しながらも上昇していきました。なにげに裏トレンドラインが邪魔しています。
<金曜日>
迎えた週末金曜日、高値トライを何度か試みるも1H足の実体高値を実体で明確にブレイクすることができず3本連続上ヒゲ。3回のトライで失敗した時は反転することがよくあります。今回も例に習って売られていき強い下落となりました。実体ネック付近で引けており、週明けから慎重にトレードする必要があります。ダブルトップ否定で上昇するか、ネック割れ(ダブルトップ完成)で日足レベルの調整に入るか・・・

今後の妄想
- 環境認識
- ダウ
週↑ 日↑ 4H↓ 1H↓ - MA
週↑ 日↑ 4H→ 1H↓
- ダウ


- テクニカル分析
- 週足で上ヒゲ陽線で確定。金曜日の日足は下ヒゲの短い大陰線。しかも日足で3本分のローソクを包んでの陰線なので戻り売り優位の環境。
- 長期の値幅を達成してからのダブルトップで下落に至っておりロングは警戒したほうが良い。
- 日足の直近安値を実体で抜けたら日足レベルの調整が始まる。
- 逆に実体抜けしない限り、長期目線では押しで買いが入る環境のためレンジになりやすい。
- シナリオ
ショート優位の環境ではあるがダブルトップのネック付近で停滞していることからどちらに向かうか難しい状況。まずはダブルトップのネックでどうなるかを観察して事実を見てついていく。- ロング:直近の値動きからはロングは警戒したほうが良いが、ダブルトップを否定する動きになったら引き付けてエントリーする。急落してきたこともあり、仮に上昇するなら高値を目指す動きになるかも。妄想の世界です。
- ショート:今の位置で売りを入れるのは危険。ネックブレイクから戻りを待ってエントリーするか、ブレイクぜずに調整するなら2908まで引き付けてエントリー。どちらにしても事実を確認してから引き付けてエントリーする。
今週の経済指標
- アメリカ祝日:17日
- FOMC議事要旨:19日(20日4時)
今週はFOMC議事要旨は注意しておいたほうが良いですね。深夜ですのでリスク管理を徹底しましょう。
経済指標の詳細は Investing へ
最後に
今は長期の値幅を達成しており調整入りの可能性がでてきています。長期目線はロングで変わりないのでレンジになりやすい環境になってきました。シナリオに固執せず値動きを観察して事実についていくことが大事です。レジサポ転換や特に大事なのが天井の試し、押し安値のネックと戻り高値のネック。押し目や戻り目はこの天井の試しを意識すると根拠が増します。あとはビルドアップの考え方。天井の試しとビルドアップは覚えておくと良いと思います。<関連書籍は↓>
環境認識しエントリーポイントを分析したらプライスアクションで事実確認をしたあとに、「引き付けて」エントリーすることを徹底しましょう。
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