今週のゴールドは月曜日に天井をつけて調整下落の一週間となりました。先週末の想定では上昇優位としていましたが、上値が重くダブルトップで落ちていきました。勢い・ダウ目線的には上昇優位でもプライスアクションで転換を察知し警戒ができました。そんな一週間の動向を振り返り、今後の相場で注目すべきポイントをテクニカル分析でザックリ妄想していきます。
2月24日週の振り返り
- 市場の動向
24日週のゴールドは、2,935ドルから2,857ドルへと動き、-2.72%の変動がありました。相関関係について以下が影響しました。
ゴ↓ドル↑金利↓- ドル指数(USDX):水曜日まではレンジ内で推移していましたが、木曜日の経済指標発表を皮切りに買われる展開に。週足のサポートゾーンで反発しており上昇トレンドに転換しました。金価格に下落にも影響があったと思われます。
- 米国10年債利回り:先週のFOMC議事以降、下落がすすんでいる。金利低下は金価格が上昇しやすい環境であるが、ゴールドは上昇できずに調整しており相関性が薄れている。
- 主要な経済指標:市場予想との乖離があまりなくインパクトを与える経済指標はなかった。ただし現在は物価上昇・景気減速懸念が高まっており、ファンダ的環境からゴールドは大きく影響を受けそうである。
- テクニカル
<月曜日>
レンジ内で推移し高値トライ。2947がやはり重く抜けても高値をローソク実体で更新することができずダブルトップとなった。このローソク実体抜けが非常に重要で、その後の目線判断に役立ちます。

<火曜日>
朝から三度目の高値トライ。アウトサイド陰線からはじまり1H足で上ヒゲ連発。ローソク3本でブレイクできなければ反転することがよくあります。今回もドンピシャではまりました。三度目の高値トライ、ローソク三本連続でブレイク否定。「3」という数字とても大事でよく観察すると良いと思います。
高値トライ失敗からそのままレンジ下限も下にブレイク。ここからロングポイントの観察に入ります。節目は2906や2896。ですが一度もトリガーが発動せず下落。最後の想定ポイントは2886。先週から狙っていたポイントです。結果は少しズレましたが2888で反発上昇。上手くハマりました👍

なぜこのポイントか。ここも複数根拠が重なるポイントだからです。
複数根拠が重なるポイントは強いです。しかもいつも言っている「天井の試し」。これホント大事です。転換しなくても反応はすることが多いです。いつもこれを狙ってます。
順調に上昇していきましたが、あとはどこまで上昇するか。高値更新できず下落してきたので長期保有は厳禁です。確実に戻り高値ゾーンで決済します。今回は2922にTPを置いておきました。
<水曜日>
まだ押し目買い環境は継続中のため押し目を待ちます。
この日のポイントはレジサポ転換狙いの2906と、複数根拠が重なる絶好ポイント2892。
レジサポ転換狙いは微益で終わってしまいましたが、深堀りしたので2892で絶好のロングエントリーができました。今回の根拠は↓

TPは2910。三角が収束してきているので値幅をとれません😭
<木曜日>
この日も下落から始まりましたが、三度目のトレンドライン挑戦なので様子見。下抜けしましたがすぐ下の2877が日足レベルの重要な節目になっているので、そこを明確に下抜けできないと目線がブレます。こういう時はトレードしません。ギャンブルはしません!
<金曜日>
木曜日の日足で2877を実体でブレイクできませんでした。方向感がいまいち掴めませんのでムリは厳禁です。1時間レベルではダウもMAも下目線なので戻り売り狙いの環境です。では、どこまで下がるか?
2877を下抜けたことによる値幅V値161.8%の2828を想定していましたが、その手前2834で反転しています。ここは4Hレベルでも確認できる目立つ安値ですね。

今後の妄想
- 環境認識
- ダウ
週↑ 日↓ 4H↓ 1H↓ - MA
週↑ 日↑ 4H↓ 1H↓
- ダウ


- テクニカル分析
- 週足ではアウトサイドで包んだ大陰線。ロングは警戒したほうが良い。
- 日足では陰線が連続しており、節目2877を明確に下抜けブレイクしてダウ転している。ただしMAでは上昇トレンドの調整中の認識。
- 4H足では下落トレンド中で200MAで支えられている状況。
- 1H足でも下落トレンド中だが、節目2834で反転し高値安値ダウではトレンド転換している。くずれるまでは上昇していく状況。
- 短期的には上昇してきているが売りの勢いはまだ衰えていないため、さらなる売りを意識したほうが良い。
- シナリオ
長期足ではまだまだロング優位の環境のため押し目買いを狙っていきたいところ。現在、押し目をつけて短期で上昇中だが再度売られる可能性もある。- ロング:2865と下降トレンドラインを明確に上抜けたら引きつけてロング。ただし、すぐ上に4Hレベルの抵抗帯があるため注意が必要。(2872〜2887)この抵抗帯を抜けたら押し目買い継続で再度天井を試す想定。
直近安値を下抜けたら、2820とか強い抵抗帯2799〜2778あたりでロングトリガー発動するのを観察する。 - ショート:短期的に上昇局面ですのでショートトリガー発動まで待つ。エントリーポイントは2872〜2887。下落が再開したら欲張らず利確していく。ダブルボトムで再上昇する可能性も視野に。直近安値を下抜けたら目標は2820とか2790あたり。
- ロング:2865と下降トレンドラインを明確に上抜けたら引きつけてロング。ただし、すぐ上に4Hレベルの抵抗帯があるため注意が必要。(2872〜2887)この抵抗帯を抜けたら押し目買い継続で再度天井を試す想定。
今週の経済指標
- ISM製造業景気指数:3日
- ADP雇用統計:5日
- ISM非製造業景気指数:5日
- 失業保険申請件数:6日
- 雇用統計:7日
- パウエル議長発言:7日
今週は金曜日に雇用統計がありその日の深夜にパウエル議長の発言があります。ボラが拡大しますのでリスク管理は徹底しましょう。冒頭でも書きましたが現在は物価上昇・景気減速懸念が高まっております。慎重なトレードを心がけましょう。
経済指標の詳細は Investing へ
最後に
今週は高値を更新できずに下落していき日足レベルの調整へと発展していきました。長期目線では上昇トレンドに変わりありませんが、これまでのように落ちたら買いではダメな環境へと変わりました。柔軟な思考でシナリオに固執せず値動きの事実に従い目線を切り換えていくことが必要です。トレンドかレンジかの見極めも非常に大事になってきます。いつも言っていますが、レジサポ転換や特に大事なのが天井の試し、押し安値のネックと戻り高値のネック。押し目や戻り目はこの天井の試しを意識すると根拠が増します。あとはビルドアップの考え方。天井の試しとビルドアップは覚えておくと良いと思います。天井の試しは毎週どこかで確認できています。<関連書籍は↓>
環境認識しエントリーポイントを分析したらプライスアクションで事実確認をしたあとに、「引き付けて」エントリーすることを徹底しましょう。
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